ハンムラビ

バンダイ HGUC

「機動戦士Zガンダム」よりヤザン・ゲーブル搭乗MS、ハンムラビです。
組立説明書によると、小柄なMSでスラスター推力も並、かといって変形しても特にスラスター推力を集中する訳でもなく、その強さを数値化するのが難しいMSのようです。
電撃兵器である「海ヘビ」やテイルランス等といった特殊武装に加え、変形することによるトリッキーな挙動が長所であり、ヤザンの操縦能力の高さもあって、劇中ではエウーゴのパイロット達を苦しめ、怒りにハイパー化したZガンダムに撃墜されてもしっかりと脱出ポッドを放出するという、印象深い活躍をしたMSでした。ヤザンは非常にケレン味のある悪党で格好いいのですが、ZZでは明るい路線変更のあおりを一番受けてしまい、Zガンダムを付け狙うチンケな悪党キャラになってしまいました。
前置きが長くなりましたがキット解説。HGUCスタンダードなキットで無塗装でも十分に格好いいですが、股関節のボールジョイント基部が折れやすい気がします。製作ではモデルグラフィックス誌の2012年10月号の作例記事を参考に、というかマネっこして作ってますので、詳細は製作記録をご覧ください。

1枚目

まずは真正面から。まさに異形のMSですねえ。

2枚目

斜め前から。青の塗り分けは設定どおり濃淡2色なんですが、写真で見ると全く差がわかりませんね。

3枚目

後ろから。バーニアはどこにあるんだろう・・・

4枚目

俯瞰から。頭部先端はプラ小片を貼って尖らせてます。

5枚目

真横から。胸の張りだしが全くないですね。脚部のラインはいかにも永野デザインという感じです。

6枚目

フェダーインライフルはガブスレイと共通武装。バインダーのせいでこういう角度でしか構えられません。

7枚目

2つのモノアイは最近発売されたコトブキヤのクリアアイズ(小)を使用。この大きさのパーツは今までなくて、透明ランナーなどから削り出していたので非常に助かります。

8枚目

ちょっとあおりから。今回のベストショットですかね。半艶で仕上げてますが、最後まで艶ありにするか悩みました。

9枚目

両肩と後頭部のモノアイはキットのモールドのまま蛍光ピンクで塗装してます。

10枚目

海ヘビを構えたこのポーズは雑誌作例の写真をマネてます。

11枚目

恐らく宇宙専用MSでしょうから、飛行ポーズもよく合います。

12枚目

海ヘビとビームサーベルの併用。これはキットの組立説明書にもあったポーズです。

13枚目

足の裏は真ん中に合わせ目がありモールドも甘いのでプラ板で作り直してます。

14枚目

MA形態。非常に簡単な変形過程です。

15枚目

デカールはかなり小さいHIーQパーツ製等を使用してます。

16枚目

真横から。上下の厚みはかなり抑えられてます。。

17枚目

広角っぽい角度から。脚部の内部がかなり見えるのでスジ彫りを施してきっちりと塗り分けてます。

18枚目

肩装甲、腰部装甲も裏がよく見えるので同様の処理。

19枚目

この角度から見るとまさに「エイ」ですね。

209枚目

裏から。まあMSそのままですね。

21枚目

動力パイプはキットのままですが、モールドも深く塗装もそうは剥がれません。

22枚目

恒例のおまけ写真。ティターンズMSも大分揃って来ました。しかしジ・O以外は全て変形キットですね・・・

23枚目

おまけ写真その2。テイルランスを前に出してるのはわかる人にはわかりますよね。それではご覧いただきありがとうございました。


 
 

 
 
(カラーリングデータ)
※フィニッシャーズは(F)、ガイアは(G)、特別標記のないものはクレオス のラッカー塗料です。
・・・本 体薄青 : コバルトブルー(G)+色の源マゼンダ
・・・本 体濃青 : コバルトブルー(G)+色の源シアン
・・・本体 グレー : MSホワイト+グリッドグレー(G)
・・・本 体黒 : ミッドナイトブルー

 
 
 
さて変形MS恒例の変形シークエンス のスライドショーです。永野デザインの変形MSの特徴である「うつぶせにしただけ」がよくわかる構成となっています(汗)。時間は45程度ですので良かったら下記画像をクリックしてご覧下さい。

ハンムラビの可変機構

 

 
 

 

ギャラリーへ戻る   インデックスへ戻る