パトレイバー(AV98 イングラム)
バンダイ 1/35
機動警察パトレイバーから主役機、AV98イングラムです。
メカデザイナーは出渕裕氏で、氏の特徴がよく出ているロボットデザインです。
バンダイからマスターグレードシリーズとして発売されて結構経ってますが、
今の目で見てもかなり出来のいいキットといえるでしょう。
今回は、かなり設定に忠実に各部手を入れています。
その詳しい製作方法はいつものごとく製作記録
をご覧ください。

まずは正面素立ち。別売りの電飾ユニットを組み込んでます。
2000円と結構高価ですが、パトランプっぽく点滅するので楽しいです。

斜め前から。太ももで7ミリほど延長したので、
ゴリラ体型が多少改善されました。

真横から。「警視庁」などはインレタです。
貼るのは結構難しく、何回か失敗してます。
キットには予備がいくつも入っているので助かります。
余白が全くないので効果は絶大ですね。

斜め後ろから。今回塗装は結構こだわってます。
白塗装の上からパールを吹き、さらにクリアーを重ねてます。写真では分かりにくいですが、
淡い真珠色に輝いてとても綺麗です。

黒は普通に多少グレーを混ぜただけですが、
足首部分の黒は硬質ラバーで出来ていると勝手に解釈し、つや消しにしています。

胸部アップ。

斜めからのアップ。ペリスコープ部分はくり抜いただけですが、
いい感じに見えますね。

あおりで。シンプルなデザインなので、
手首付近のネジ状モールドをアクセントとして追加しています。

あおり後ろから。艶ありで仕上げる際は、
改造部分は特に念入りに表面仕上げをやっています。サーフェイサーを吹いてはやすり、
吹いてはやすり・・・

コクピットは開閉可能。野亜も見えない部分まで丁寧に筆塗りしています。

別角度から。作り直したアンテナがスケール感のアップに役立ちます。
コクピットハッチ裏側には、
ワールドタンクミュージアムに付属していたジェリカンなどディティールアップに使ってます。
意外に使えますよ^^

あおりで。

遊馬も野亜と同じく丁寧に筆塗り。
なるべくアニメ塗りにならないようグラデを付けるようにしていますが、
下手っぴなのでイマイチ。それでも5時間ぐらいかかってます。

左ふくらはぎに内蔵されているマグナムは、
設定どおり外装カバーに連動してせり上がります。
手首もフレームが延長し、一番見せ場のギミックが盛り込まれてます。
ついでに照明を落とし、パトランプの雰囲気が出るように撮影してます。

内部フレーム部分は丁寧に塗り分けてます。
昔はマスキングしてエアブラシ塗装していたこういった箇所も、
最近は筆塗りを恐れずにやることにしています。
時間短縮にもなるし、筆塗り技術も向上します。

メインカメラの装甲板もフェイス部の差し替えで再現されています。

警察っぽい銃の待機ポジション。

パーツとしては非常に小さいマグナムですが、これだけのアップに耐える造形です。
弾丸を虫ピンの背の部分で再現してます。シールは肉眼ではちゃんと貼り付けたつもりなのですが(汗)

電磁警棒は伸縮はしませんが造形に問題なし。
鎖骨部分の追加のパトランプは差し替えで再現可能です。

映画ポスターなんかをイメージして撮影してみました。

ここからはおまけの写真。外装を取り付ける前のフレーム部分は、
細かく色分けをして見所の一つとしてみました。

角度をかえて。市販のディティールパーツを各種使用しています。

野亜を乗っけるとこんな感じ。

最後のおまけ写真。電飾部分はあまりこねくり回すと断線しそうなので、
組み上げには細心の注意が必要ですね。それではご覧いただきありがとうございました。
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