ライデンアーマー

バンダイ 1/35

アニメ「ガサラキ」から主人公が乗るTA(タクティカルアーマー)、ライデンです。
このガサラキの放映は1998年頃、キットも同時期に出たものですが、出来は本当にいいものです。もし世に知られていない名作キットを選べと言われたら、間違いなくトップに挙げるキットです。
当時、どこかの模型誌に作例が乗ってて、コクピット回りにかなり手を入れていた作例があってとても格好良かったのですが、当時の自分には真似することができないレベルでした。
今は当時とは比べものにならないくらいプラモ用のアフターパーツが揃っているので、仮組のまま20年近く放りっぱなしにしていたキットにようやく手を付けた次第です。
アニメ自体も相当に自分好みのものです。ボトムズ、ダグラムを手がけた高橋監督が、日米の戦争状態の中で描く数百年の因縁の物語、あまり人気がでなかったようですが傑作だと思いますのでぜひご覧ください。 製作方法はいつものごとく製作記録 のページがありますのでご覧ください。

1枚目

正面から。キットの指定色はダークイエロー系統ですが、どうも劇中のイメージではもっと自衛隊っぽいカラーでしたし、ライバルのイシュタルがカーキ系の色なので、差別化を図るためにもかなりグリーン系の色としました。

2枚目

エイリアンっぽい頭部。メカデザイナーは出渕氏です。傑作です。

3枚目

今回のルールとして、設定画にあるモールド以外は絶対に追加しないことにしました。なので小さな穴をピンバイスで開けた以外は、スジ彫りなどはほとんど追加していません。

4枚目

水転写デカールではなくシールですが、余白をなるべくカットして目立たないように使ってます。

5枚目

汚しが似合うロボットですが、自分が下手くそなのと、キレイ目な仕上げが好みだということもあり、多少タミヤのウェザリングマスターを使ったぐらいです。

6枚目

まあ設定上自衛隊機ですし、常に整備が行き届いてるはずですから泥まみれは逆に違和感もあります。

7枚目

胸部アップ。

8枚目

バイザーを開ければパイロットの頭部が覗きます。

9枚目

今回はこのコクピット内部のディティールアップに最も力を入れてます。

10枚目

コクピットは上下のハッチがそれぞれ可動します。パイロットは取り外しできません。

11枚目

設定画にも絵によって矛盾が生じる部分もありますが、なるべく再現しようとしています。(限界もありますけど)

12枚目

せっかく作り込んだコクピットがよく見えるよう、上部ハッチは取り外しができるようにしました。

13枚目

肩の後ろはバッテリーで、元々取り外しができる仕様ですが、ディティールアップしてよりアピールポイントにしてます。

14枚目

パイロットは背中しか見えませんが、前側もしっかり塗ってます。製作記録に写真がありますのでよければどうぞご覧ください。

15枚目

ボトムズのスコープドッグなどと同じく降着姿勢が再現できます。膝と股間パーツを差し替えてます。

16枚目

膝のアルムブラストは差し替えで伸びた状態が再現できます。

17枚目

降着姿勢を支える伸縮基部は金属パイプの組み合わせで手を入れました。結構効果的です。

18枚目

主人公の豪和ユウシロウはオール筆塗り。ウォッシングで生地の質感を。

19枚目

降着姿勢とフィギュアの相性はより機能感が出ていいですね。

20枚目

TAの特徴としては人工筋肉による関節の伸長があります。この状態も関節の差し替えで再現できてます。

21枚目

現在のキットにも負けない可動域も売りの一つです。両肘に装備しているのは75mm低圧砲。

22枚目

組み合わせて発射状態を再現。握り手はエポパテで穴を埋めてディティールアップ。

23枚目

開いた手も指の間を切り離して多少表情をつけてやってます。

24枚目

劇中でも何回か使ったハッキング?用のマニュピレーター。キットには付いてないので差し替えにより新造してます。

25枚目

先っぽ以外は金属製ですが、小さいので強度はあまりないですね。

26枚目

最後のおまけ。1/35のロボット達です。それぞれに付属のフィギュアも並べてみました。

27枚目

結構大きさが違うことに驚きますよね。それではご覧いただきありがとうございました。

 
 

 
 

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