バンダイ 1/35
バンダイの1/35から、ライデンアーマーの製作を行います。
キットは放映当時の1998年ごろに発売され、すぐ買って仮組してました。なので、20年近く間があいてのようやくの本組となります。(汗)
ともかく歴史に残る名キットで、プロポーションになんの問題もありません。よって今回の製作テーマは、「コクピットを可能な限り再現する」とします。
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12月11日 仮組したところです。古さを感じさせない出来の良さです。1/35とはいえ、実寸としては1/144のガンダムより全高が低いです。 |
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後ろから。コクピットカバーを外した状態です。この大きさでちゃんと1/35パイロットが乗り込めるコクピットが再現されています。 ただし、モナカ割りの胴体の中にぎっしり納まっているので完成後のパイロットの取り外しはできません。 |
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中はこんな感じです。パイロットの顔はロボットのバイザーを上げれば見えるようになっています。 さすがにディティールの再現度は低いですので、設定画にあるディティールをなるべく再現していきます。 |
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厚みの違うプラ板を使いながらディティールアップ。奥はパイロットで隠れるので手を入れなくても大丈夫です。 |
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座席はバイクのような形になっています。目立つ部分に手を入れていきます。 |
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ここも設定画とよく見比べながらプラ板と市販パーツで仕上げました。 |
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乗り込む昇降ハッチ裏側も可動してよく見えるのでディティールアップ。 |
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パーツの厚み部分は複層装甲を再現するためにスジ彫りを入れてます。 以前もやりましたが、デザインナイフの刃をプラ板に貼り付けて、パーツにガイドを当てながら彫ってます。多少のずれは肉眼ではわかりませんので・・ |
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バイザーを開けたところの内部もよく見えるので手を入れます。 ただし、この段階では左右を貼り合わせることができないので、内部塗装後に組み付けられるよう接着はしてません。 また、機関銃部分も金属パイプに置き換えてます。 |
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バイザー裏も手ぬかりなく。 |
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サイドアーマーはワンパーツなので、抜きの関係でモールドが甘くなっているところを中心に。 |
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肘のボルト状のパーツも精度が甘いので市販パーツに置き換えました。 |
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降着姿勢の際に付け替えるパーツは、設定ではシャフトとの組み合わせなんですが、キットは再現度がちょっと低め。 |
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そこでウェーブの順につなげられるパイプセットを利用してディティールアップしました。 今はこういうのが気軽に手に入れられるので、ホントに昔と比べてラクになりました。 |
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組み込むとこんな感じになります。 |
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肩アーマー裏はダボ類を切り離して、よく使うラインモールドのプラ板を貼り込んでます。 |
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手首は指の間をエッチングソーで切り込みを入れ、多少強引に曲げながら表情を付けました。 |
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設定にある収納式のマニュピレーターはキットでは再現されていませんので、さっき使用した組み合わせ金属パイプを使って新造してみました。 |
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差し替え式ですが、雰囲気は出たのではと思います。 |
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大体の加工が終わったので、コクピット内に収めるフィギュア等を塗ります。ついでに立ち姿の主人公も塗装しました。 パイロットはヘルメットと背中ぐらいしか見えなくなりますが、せっかくなので前側もしっかりと塗装しました。 |
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塗装したコクピット内にパイロットフィギュアを収めてみますが、どうも肩のあたりがぶつかってうまく左右が貼り合わせできなかったので、フィギュアの肩を一部削りました。 |
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胴体部分を左右貼り合わせ、合わせ目を丁寧に処理。このあと残った部分を塗装して完成です。完成写真をギャラリーにアップしてますので良ければご覧ください。 |