αアジールの製作記録

BANDAI 1/550

 さて、長いこと更新が途絶えてましたが、 久々に再開です。前回製作のZZが自分にしては大改造で、 少し頭のリフレッシュ期間が必要だったものですから(^_^;)  その間ネトゲーをやり込んでいたことはあえて言うまい・・・
今回の製作は、今度行われる「百鬼夜行」という展示会 に出品させていただく予定です。実は応募期限が年末までぐらい なので果たして間に合うのか?という状況になってます。 せっかくのコンテストなので大改造で望みたいと思っていたの ですが、時間の関係上そうもいきそうにありません。この 雪辱は来年果たすことにして、今回はある程度的を絞った ディティールアップで行きたいと思います。 よって今回の製作テーマは「〆切に間に合わせつつカッコ良く!」 です(^_^;)
さて、今回製作に選んだαアジールですが、なんせ20年近く前 に発売&購入したもので、もちろん今のキットに比べるべくも ありません。ボリキャップも所々使われていない箇所があるほど。 ですが、基本的な形状はまあまあ良好(人型からかなりはずれた デザインは気にならないという法則かな)です。今回は イボルブ版を目指して製作の予定ですが、νガンダムほど 基本デザインが変更されておらず、スジ彫りを追加すれば それらしく見えると思います。

 

1枚目です   11月15日
 
仮組みしたところです。キットは巡航形態への変形が可能ですが、 今回は郵送参加のコンテスト出品用なので、間接まで完全固定の予定。 肩内部やフレアスカート内部、首周りのスカスカ感をどうにか する必要がありますね。
2枚目です    
変形後の姿もなかなか好みなんですが、今回は泣く泣くオミット。 時間があれば左下にいるおまけのνガンダムもイボルブ版に 改造してあげたいところなんですが・・・
3枚目です    
まずはいつもどおり頭からいじります。ここはイボルブ版に 近ずけるべくエポパテで形状変更していきます。
4枚目です    
エポパテを削ってスジ彫り追加。スケールがかなり小さいので スジ彫りはすべてフリーハンド。目立てヤスリで彫ってます。 頭部と一体化していた首周りをリュータを使って削りとり、 胴体ととりあえずプラ棒でつなぎました。
5枚目です    
後頭部にある4枚のフィンをエッチング板から切り出し 貼り付け。首周りのパイプ類を適当に追加してます。
6枚目です   12月11日
 
ひさびさの更新になってしまいました。コツコツとは 作っていたのですが、なかなか撮影する時間がとれずに・・
さて続きです。胴体部分にスジ彫りし、動力パイプをスプリングに 変更してます。
7枚目です    
裏からみたところ。透明プラパイプで、動力パイプの受けを 前後作り直しています。イボルブ版でもこのようなデザインに なっています。
8枚目です    
背部パーツの製作です。背部バーニアは尻つぼみな形状をしてますので、 市販パーツを前後逆にして使用するための加工を行っています。
9枚目です    
キットの形状がカッコ悪く、デザイン的にも違っていたので、 エポパテで形状変更を行います。こういう時には、先にバーニアを 決めて、それをガイドにすれば結構効率良く削れると思います。
10枚目です    
先端部分もエポパテで延長することにしました。 設定上の長さとしてはキットの方が正解でしょうが、 ここは自分の好みです。
ちなみに後ろの緑色はフィニッシャーズのラッカーパテ。 タミヤの製品より乾燥が速く、盛りもある程度いける感じ。
11枚目です    
裏返した接続部分は流用パーツでごちゃごちゃと。 スジ彫りをこれでもかと入れてます。
12枚目です    
しかしイボルブ版のスジ彫りって、実際この大きさの キットにやるとうるさいですね。ほとんどフリーハンドで やってますので、塗装後、墨入れしたらあらが目立ちそう・・・
13枚目です    
股間パーツです。末広がりになる妙な形状でしたので、 エポパテで平行にしています。
14枚目です    
フロントアーマーはダクト部分をくりぬきました。
15枚目です    
スジ彫り、プラ板の細切りでディティールアップ。
16枚目です    
裏側もプラ板で塞いでエバーグリーンの細切りプラ板でモールド 作ってます。
17枚目です    
リアアーマーも基本的な形状がいいのでスジ彫り追加のみ。 こうしてみると、ほとんどの形状はあんま問題ない、いいキットでした。
18枚目です    
裏側はチャームポイントなので、もっといじってやりたかったのですが、 時間の関係であきらめました。締め切り優先です(^_^;)
19枚目です    
プロペラントタンクです。
イボルブの中で途中から切り離すというシーンがあったので、 切り離し後の形状にしてます。切断面は目立つ部分なので、 市販パーツを使ってディティールアップ。
20枚目です    
腕部、というより肩アーマーですね。これまた表側はスジ彫り 追加のみ。
21枚目です    
裏側は腕以外がすかすかだったので、エポパテで内部構造を再現。 先端のメガ粒子砲はピンバイスで穴あけ。 腕部は収納状態で固定してます。
22枚目です    
ということで基本工作が大体終了。 ぱっと見ほとんど素組みですねえ。
23枚目です    
やっぱり裏側から見た状態がこの作品のチャームポイントに なりそうです。
ということで今回の製作記録を終わります。 コンテスト終了後に完成写真をギャラリーに展示したいと思います。 お付き合いいただきありがとうございました。

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