ティエレンの製作記録

BANDAI 1/100

 1/100ティエレンを作ってみようと思います。正直ダブルオー は観たことはないのですがティエレンのデザインの魅力に負けました^^;

製作テーマは「塗装で遊ぶ」です。ディティールアップなどは最小限に、 塗装をちょっと変えてイメージを変えてみようと思います。

 

1枚目です   6月22日
 
仮組みしてみましたが、その重戦車的カッコ良さにほれぼれ。1/144もかなり 出来が良かったようですが、大きさからくる迫力に加え全身のハイディティール が効果的。傑作キットと言っていいでしょう。
ただ上半身が思いためか下半身の関節が少々へたり易いですね。
2枚目です    
モノアイはクリアパーツですが、ちょっと大味なので可動機構をいかしつつ 市販パーツの組み合わせで作ってみました。クリアパーツの裏にエッチングを 仕込んで瞳孔のようなディティールに。
3枚目です    
可動のクリアランスはタイトなので慎重にすり合わせしました。
4枚目です    
仮組みして思ったのですが、肩パーツが少々猫背気味でしたので、マジックで引いた ところを削り、多少肩を引けるようにします。
5枚目です    
各所にあるフック状のパーツや足裏など、肉抜き穴がけっこう目立つのでエポパテで 塞ぎます。赤丸部分はポリパーツの裏をエポパテで固めて足首の保持力を高めています。
6枚目です    
これは太ももの軸です。短くて結構抜けやすいのでエポパテで7〜8ミリ延長しました。
7枚目です    
ひざ関節の裏、一段引っ込んだところの合わせ目は、上からモールドパーツを 貼ってみます。
8枚目です    
手首カバーは裏が結構見えてしまうのでディティールアップします。メンタムを 塗ってエポパテをつめ、乾いた後に取り出して整形します。
9枚目です    
出来上がりはこんな感じ。ちなみに同形状の足首カバー裏はほとんど見えないので 加工せず。
10枚目です    
両肩のシールド裏は真ん中に合わせ目がきており、細かいモールドがあってかなり 消しにくいです。ですので一旦削ってプラ板で作り直しました。
11枚目です    
手首はちょっとモールド不足に感じましたので右のように彫り込みました。
12枚目です    
頭部前にあるコクピットハッチは差し替えで開閉が再現できますが、細い真鍮線 を挿して可動式にしました。
13枚目です    
ここからが塗装編。
いつもはサフを吹くのですが、今回はお手軽塗装でいきます。 合わせ目、関節及びメインのグリーンの暗部となる箇所にMAXグレーを 吹きました。関節にはその上から調色したグレーを重ね吹き。
14枚目です    
写真じゃあんまりわかりませんが、暗部を少々残す程度にメインのグリーンを 吹いてます。
15枚目です    
その上からランダムにカーキを重ね吹き。迷彩というわけではなく、 面の色合いを深めるためです。
16枚目です    
全身も同じように。
17枚目です    
ここからちょっと遊び。各所に白を配置し、頭部は黄色でアクセントを 入れました。エナメルのフィールドグレーで墨入れをしてます。
18枚目です    
デカールを貼ってつや消しクリアを吹き、エナメルの薄いグリーンで軽くドライブラシを しました。
19枚目です    
バズーカの伸縮部分は金属感のためメッキシルバーを使いましたが、擦れる部分 のため水性ニスを塗りました。通常のクリアでは駄目ですが、この方法だと輝きが 残ります。
以上で製作記録は終了。完成品はギャラリーへどうぞ。

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