VF−1Sストライクバルキリーの製作記録

マックスファクトリー 1/20

ひさびさのマクロスものです。マックスファクトリーの1/20!に挑みます。
これまで作ったキットの中でも価格、大きさで最大級です。デンドロビウムやPGユニコーンも少し負けるかな?
ということで、今回のテーマは「大型キットならではの注意点」です。

 

1枚目です   10月1日
 
箱です。配達されたキットを玄関で撮影。靴と比べていただければ大きさがわかるかと 思います。
2枚目です    
ゆったりした2人掛けのソファーに置いてもこのとおり。上下2段に分かれています。
帯状の厚紙にはキットの写真などが使ってありますが、段ボール自体の質はホントその辺にある段ボールです。
3枚目です    
パーツはすごく大胆なモナカ割り!、ハサミと比べたときにもなんか笑っちゃうぐらい潔し!です(笑)
合わせ目消しが大変そうではあります。
4枚目です    
主脚に使うタイヤもさすがに20分の1ででかいです。パーツ一つ一つが説明書を見なくても 大体分かるのはモチベーションがあがりますね。
5枚目です    
仮組している最中に武器セットも届きました。マイクロミサイルポッドと反応兵器、空対空ミサイルが入ってます。
6枚目です    
スナップフィットではないのでマステで仮組しながら組み上げ。簡単にサクサク形になります。
7枚目です    
機体の下面に装備されるガンポッドも、持てば拳銃なみの大きさがあります。
8枚目です    
スーパーパックのバーニアは小さめのお茶碗のよう。底面などがさっぱりしているので、ディティールアップしたいと思います。
9枚目です    
一応仮組が終了、成型色は白、黒、グレー、緑系グレーの4つ。ストライクパック装備は厚みのボリュームがすごいです。
10枚目です    
手を入れていきます。まずは翼下の武装をマグネットで脱着可能にするための工作。懸架部分の厚みがネオジム磁石を仕込むには厚みが少し足りなかったので、プラ板で延長。そこに穴を開け磁石を仕込みました。
主翼内部にもネオジムを仕込みました。差し込みフレームに干渉しないよう仕込むときは慎重に。
大きなミサイルポッドは荷重がギリギリですが、何とかぶら下げ可能です。震度4ぐらいでたぶん落下しますが。。
11枚目です    
反応兵器の推進部もさっぱりしているので、青梅のプラモデルホビーショーでたまたま見つけたジャンク品(戦車の転輪)をディティールアップに使用しました。
12枚目です    
中にも入れてますが、縁にもちょうどいいパーツがあったので貼り付け。
13枚目です    
結構見えるところに押し出しピン跡が結構ありますので、ウェーブの黒い瞬着で埋めていきました。
14枚目です    
ここは機体下面のバトロイドの上腕部分ですが、貼り付けできる場所が少なく強度に不安があったので、5ミリ丸棒を使って補強しました。最終的には裏からがっちりと接着してしまいますが、少し斜めにすることで仮組でも十分な強度があります。
15枚目です    
大きなキットでも普段のやることはかわらず、見える部分は全て表面を一皮剥いて整面しています。
今回活躍したのがITASANです。やすりほう台にくっ付けて使っています。しっかり削れて仕上げも滑らかです。ただ、アルミ製なので取り扱いは丁寧に。私は詰まりを取ろうとデザインナイフで処理してたらかなり鈍らせてしまいました・・・
16枚目です    
これは主脚カバーのパーツですが、ランナーがちょうどいい位置についていたので一部切り残してモールドにしています。この後少し台形に削りました。
17枚目です    
キットを組んでいる中で少し問題が。スーパーパックが2個ついているのですが、一つがかなり成型のゆがみがありました。一つあればストライクパックにはできるのですが、やっぱり差し替えは楽しみたいですね。ということで、、、
18枚目です    
今回購入したのがこのミニサンダー。180番の紙やすりを装着して強引に成型していきます。(もはや日曜大工の世界ですね。)
19枚目です    
とりあえず上面の平面化が終わったところ。黒い瞬着の盛り具合でゆがみのひどさがわかるでしょうか。側面のゆがみもひどいですが、ある程度あきらめも必要ですね(汗)
20枚目です    
差し替えができるよう、プラ板を貼ってすり合わせ。荷重がかかる部分ではないので、これぐらいで十分でしょう。
21枚目です    
接着するときについ忘れていた透明パーツですが、中央の軸を切断することで簡単に後ハメ加工ができたので結果オーライです。
22枚目です    
スーパーパックのメインノズルも戦車系ジャンクでディティールアップ。
23枚目です    
飛行機キットの例に漏れず、このキットもコクピットを先に塗って組み込む必要があります。画面部分はオーロラデカールを貼り、スイッチ類は派手目に原色を塗装してます。
24枚目です    
サイドパネルは一部、別売りの専用デカールを使っています。今回はキレイ仕上げでベタ塗りで行こうと思っているので、あっさり目に仕上げています。
まあこだわりだしたらいつまで経っても完成しないので、ということでもありますが。
25枚目です    
一見容易に後ハメ加工できそうなベクタードノズル部分ですが、実は形状の関係で相当難しいことがわかりましたので素直にあきらめ、先に塗装して組み込むことにしました。
26枚目です    
あとは大胆なモナカ割を黒い瞬着で成型処理してサーフェイサーを吹いていきます。
27枚目です    
ここで今回の一番のポイント。こういう大型キットは、普段なら左右に吹き抜ける「ミスト」が他の部分に付着し、写真のようなザラザラが頻繁に発生してしまいます。
これを回避するにはエアブラシを低圧にして吹く等も考えられますが、それをやっているとこんな超大型で白色メインのキットなどはいつまで経っても完成しないことになりますので、今回は塗装の度にサンドペーパーで研いで滑らかな面を維持していくこととします。
今回の白色はガイアのEXホワイトを瓶出しで。丸2本で足りました。
28枚目です    
塗装途中はこんな感じ。塗装ブースはタミヤのツインファンですが、一つ一つのパーツが非常に大きく、なかなかミストをうまく吸い込むような位置で吹くのは難しかったです。
29枚目です    
今回金属表現で初めて使ってみたのがこのKカラーズ。これが結構難物で、ベースブラックの粘度が高く、エアブラシを詰まらせることがしばしば。自分が使いこなせていないんでしょう。
ただ仕上がった塗装面は他の金属色と一風変わった感じで気に入ってます。
30枚目です    
細かい部分はマスキングで丁寧に塗り分け。
31枚目です    
別売りのデカールも用意しましたが、スーパーパックで擦れることも考え、胸部部分は塗り分けでいきます。
まずはキット付属のシールを接着力を多少弱くして貼り付け、それをガイドにマスキングテープを貼り込んでいきます。
32枚目です    
キレイにマスキングできました。モールドの溝も吹き付け直前につまようじなどで圧着させるよう心がけます。
33枚目です    
かなり悩みましたが今回はフォッカー機でいくことにしました。パーソナルカラーの黄色を着色したあと、付属シールの黒色を切り取ったものを貼り付けて再度マスキング。この後黒色を塗装しました。
34枚目です    
主翼部分の黒ラインも可動部でもありマスキングで塗装します。統合軍マークの部分のマスク処理が必要なため、マスキングテープを円形に切り出し。以前ネットの改造例を参考にして自作していた円形切り出しカッターがうまく活用できました。これはお勧めです。
35枚目です    
マスキングテープを剥がしたところ。けっこううまくいきました。
36枚目です    
塗装、墨入れをベーシックに終え、主脚の金属再現などを行います。
37枚目です    
小さなスラスター内部もジャンクパーツでディティールアップ
38枚目です    
いよいよ組み上げてみます。発色もいいようです。
39枚目です    
どこに飾るかが一番の問題です(汗)
40枚目です    
おまけ写真。トミーテックの技MIX(1/144)と一緒に。
それでは完成状態はギャラリーの方でご覧下さい。

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