EVA初号機F型装備の製作記録

BANDAI NON SCALE

 エヴァ初号機F型装備の製作に入りました。 当然のことながら、ワタシもエヴァにはしっかりはまったクチで、 映像作品はだいたい見ています。しかしながらキットを作ったことはなく、 実家には積んどくモデルが埃をかぶってます(HGサキエルやPG初号機 など。PGはなぜか2つある(^_^;))。このF型装備が登場するゲームはやったこと ないですが、山下いくと氏によるデザインがすごくカッコイイので 製作とあいなりました。
ところでみなさんはエヴァの謎って解明できていますか? ワタシは当時いろいろ考えたのによくわからなかったクチです。 今回のキット製作でまたいろいろな謎が気になってきたので、 当時できなかったネット検索(うーん田舎者)で調べてみました。その中で 「EVANGELION(新世紀エヴァンゲリオンについての考察、謎解き、解釈)」のサイトがすごく「なるほど!」と 思えましたので参考までに。
さて、キットの方ですが、非常に出来がいい部類に入ると思います。 少なくともプロポーションはワタシの目で見る限りいじる必要は ありません。一部関節部やデュアルソーなど大味な作りになって ますので、その辺ちょこっと改修してみます。また、プラの色は 非常に良く、パチ組みでも十分かっこいいのですが、もともとの デザインの配色が超絶に入り組んでおり、また、デザイン上 後ハメ加工がやりにくいので、塗装では苦労しそうです。ですので、 今回の製作テーマは「マスキング」です。うーん地味(^_^;)。 剥がすときの快感を夢見ながら製作にとりかかることにします

 

1枚目です   8月5日
 
仮組みです。ダボを斜めにカットしながら組み立てたので、 ここまで6時間ぐらいかかりました。素直に組めば3〜4時間 でできるでしょう。全領域兵器「マステマ」のデザインが秀逸ですね。 これとデュアルソーはかなり大きいので、最初は手で保持できるのかいな?と 思ってましたが、意外にも腰を落としてしっかりと構えることができます。
2枚目です   8月6日
 
今回は腕からいじりはじめました。ヌキの関係からモールドがぼやけている 手首の彫り込みを行います。黒くマジックで塗っている部分を削る訳ですが、 手首は柔らかい材質のため、キレイに整形は難しいです。しかし荒くても 彫った方が絶対雰囲気でると思います。
3枚目です  
整形があらかた終わった状態。二の腕のモールドが浅かったので、 プラ板整形してます。ちなみに合わせ目は後ハメなど考えず、バンバン 合わせ目処理してます。後で苦労しそうですね〜。
4枚目です   8月15日
 
エポパテを使い、背骨付近のモールドを立体的にしてます。 ここはヌキの関係からかなりモールド甘めですので、やって 損はない箇所だと思います。
5枚目です    
脚部でヌキ穴が目立つ ところにもエポパテでふたをします。最近エポパテはミリプット の速硬化タイプを使ってます。巷では軽量タイプがいいとの 評判ですが、こちらの地方では売ってるの見たことないですね。
6枚目です    
ちょっとここで注意点のご説明。肩口のピンク部分は 合わせ目処理すると脱着のできない構造なんですが、 この内部にある棒状のプラ(胴体内のPCと接続するため のもの)は非常に折れやすいです。腕を何度もとりはずして いれば絶対折れるでしょう。
私も折ったのですが、その際運良く棒状プラの根本から 折れたので、ピンク部分に穴を空け、表まで貫通させる ことにより強度を確保しました。この箇所のお奨め改修は BJを仕込み、後ハメも可能にすることなんでしょうが、 めんどくさい方は上記の方法でも試してみて下さい。
7枚目です   8月27日
 
ひさびさの更新です。毎日ちょこちょことはいじってましたが、 エッジ処理などの地味作業ばかりで、お目にかけるような 課程がありませんでした。とりあえず、本体の大まかな作業 は終了しております。スジ彫り等のディティール追加はほとんど やっておりません。ガンプラと違い、エヴァに合うディティール が思いつかないのも理由ですが、カラーリングで面の間がもつ だろうと判断したためでもあります。
8枚目です    
デュアルソーですが、このキット一番の大味な作りです。 ということで、刃の部分をひたすら薄くする作業をやってます。 気が遠くなる枚数があるのでお奨めしません(^_^;)。写真は 片側のみの加工がおおまか終了しています。刃が本体内部から 出ているように見せるため、0.3mmプラ板を貼ってます。また、 持ち手に肉抜き穴があるのでエポパテで埋めてます。
9枚目です   9月6日
 
さて、ようやくデュアルソーの基本工作がだいたい終わりました。 時間はかなり食いましたが、あんまり変わったようには見えませんね。
10枚目です    
マステマの方にとりかかります。銃身に大きな肉抜きがあるので エポパテで穴埋め。
11枚目です   9月6日
 
その他は素組みです。当然面出し程度はやってます。 これで全ての基本工作が終了しました。表面仕上げを行い 塗装に入ります。
12枚目です    
ここでちょっと脱線。説明書にある塗装ガイドがわかりにくかったので、 食玩のエヴァを買ってみたのですが、これがものすごい出来!300円程度で こんないいものが手に入る時代になったんですねえ(シミジミ)。おかげで塗装 意欲がかなーり減退(^_^;)。こんなにうまく塗れる自信はないなあ。

part2

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