F2ザクの製作記録

バンダイ HGUC 1/144

最近センチネル系デザインのプラモを作ることが増えてきました。
センチネル系はこのHPではそんなに数は多くないですが、キットはほぼコンプリートしてます。
中でもF2ザクはかなり好きなMSです。今回の製作は、最も尊敬するモデラーである哀原善行(仮名)さんがモデグラ別冊で製作したゲルググのディティールをかなり参考にしています。また、ハイキューパーツさんの金属挽き物のパーツを動力パイプに使い、精度向上を図りました。
ということで今回のテーマは「金属パーツをふんだんに使った贅沢モデリング」です。

 

1枚目です   2021年4月1日
 
F2ザクは先にMGが発売されていましたが、既存フレームの流用のせいであまり出来が良くありませんでした。しかしそのあとに発売されたこのキットは、安価なのにとてもプロポーションがいい傑作キットです。完成写真でかなり損をしていると個人的には思ってます。
2枚目です    
今回は金属パーツてんこ盛りで製作しています。結果として、キット本体価格の2倍以上の金属パーツを使ってますのでお大尽モデリングですね。動力パイプの芯に通す金属線の受け加工をプラ板でやりました。
3枚目です    
仮設置でこんな感じ。すばらしい精度が出ます。
4枚目です    
足の動力パイプも金属線を芯に挽き物パーツに置き換えました。基部はキットのパーツを切り取って使用しています。
5枚目です    
シールドのディティールアップにも、1mm直系のメタルボールでディテールアップしてます。
6枚目です    
今回初めて使ったのがスジ彫り堂さんの光硬化パテ。タミヤのものと違い、切削感が良く、硬化後はまるで蝋を削っているような心地良さがあります。
7枚目です    
光硬化パテ使用箇所。フロントアーマーとハンドパーツの盛り上げに使いました。こういう小規模な改造にはベストマッチですね。エポパテよりも圧倒的に乾燥時間がかからないのも長所です。
8枚目です    
モノアイ部分の幅を1mm程度狭くするため、後ろの動力パイプ基部を一旦切り取って、幅を狭くした後再度接着しています。
9枚目です    
最後の写真ですが、哀原さんの作例を参考に「意味のありそうな」ディテールを追加してます(U字型のディテールなど)。
それでは完成状態はギャラリーの方でご覧下さい。

ファクトリーへ戻る インデックスへ戻る