バンダイ HG 1/144
バンダイのハイグレードから、ガンダムF91の製作を行います。
F91の時代は小型MSになっていますので、1/144といってもかなり小さいです。
今回はなるべく精度を高くして、RGシリーズと並べても遜色ない出来を目指しました。
よって今回の製作テーマは、「RGみたいに見えるように作ろう!」です。
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8月8日 仮組してポージング。ご覧のとおりいい出来です。足がちょっと短いのと、小スケールからくるおもちゃ感さえなんとかすればいいんじゃないでしょうか。 |
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正面から。本体に合わせ目消しが必要な箇所は肩アーマーぐらいです。武器はさすがにモナカ割りですが。 |
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いつものとおり頭部からいじりはじめました。といっても元々男前なので、定番のアンテナのシャープ化とバルカン砲の開口ぐらいです。 フェイスオープン時も差し替えで再現できます。いずれ完成写真でお楽しみを。 また写真には写っていませんが、後部カメラ部分はブラ板を貼り足してエッジをシャープにしています。 |
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肩アーマー裏側は、高機動モード時の放熱板展開の再現が差し替えで可能ですが、いかにもプラモ的に見えてしまいます。 そこでスラスターのモールドも含め一旦全て削り落としました。左側が加工後のものです。 |
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0.3ミリのプラ板でトラス状のモールドを追加。色を塗った後に貼ろうと思ってます。 |
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切り取ったスラスターは、プラ板の箱組で再現しています。 プラ板の組み方は、草刈健一さんが最近出版したガンプラモデリングマニュアルを参考にしています。 基本的な加工を理論に基づいて教えてくれるので、とてもお勧めの本です。 |
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放熱板の差し替えにはネオジム磁石を使用しました。バチッとくっつくので気持ちいいです。 |
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胸部の青いパーツはエッジが緩かったので、1ミリプラ板を貼ってエッジコントロールします。 胸部バルカンは金属の挽き物に置き換えています。 |
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加工後はこんな感じです。 |
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サイドアーマーには、ガンダムF91では特徴的な黄色三角マークがモールドされていますが、バランスを考え失くしてしまいたいと思います。 右が加工後です。このあと、プラ小片などを貼り足します。 |
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リアアーマーの裏は正面から結構見えるので、市販のディティールパーツなどを利用します。 また写真は取り忘れましたが、プラ板積層でフレーム状のパーツを新造して取り付けました。 |
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足は3ミリほど延長します。ここも先述のモデリングマニュアルで推奨されていた、「片側づつの延長」をやってみました。 中心線がずれないのでお勧めの延長手法です。 |
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右が延長後。まだ細かい整形前ですが、すねの寸詰まり感が大分解消されたと思います。 |
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足裏の前後にプラ板を貼り足し、シャープに成型。今回は削るより貼り足す方向のエッジ処理がいいですね。 |
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放熱板収納状態もいろいろ素材を組み合わせてチラ見えに耐えるようにしています。 |
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手首はちょっと反則で、大分前に買っておいたビークラブのHDM、ストフリ用を使いました。 |
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甲の形状をF91に寄せるためプラ板などを貼り付け。 |
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これは両方ともビームシールド基部で、左が発動状態なんですが、プラ成型の限界で、三角モールド内部が凸モールドになってしまっています。 これでは整合性が取れないので一旦削り落としました。 |
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プラ板で中抜き三角を新造しますが、いきなりの一刀彫りでは精度が出ないので、一旦写真のように加工。 |
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お互いを流し込み接着剤でくっつけて三角形に加工。本体への取り付けは塗装後とします。 |
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伸縮部分は最近よく使う真鍮材の組み合わせで再現。 |
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収納状態のビームシールド基部は、側面にある六つの発生器に穴が開いていないので、全て削り落としてプラ板箱組で再現。 地味ですが、こういう一つ一つの積み重ねが精密さを感じさせてくれるんじゃないかと思います。 |
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ガンダムF91最強の携行兵器、ヴェスパーはどうしてもモナカ割ですので、塗装と合わせ目消しを相互にしていく必要があります。 写真は先端だけを切り落とし別パーツ化しています。ただ切り落とすだけでは芸がないのでスジ入りプラ板で蓋をして砲内部のディティールをアップさせています。 |
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武器もヴェスパーと同じくモナカ割りなので、後ハメできるパーツはできる限りそうしています。 |
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タガネなどを利用して全身にスジ彫りを入れています。胸部上にもプラ板でディティール追加。小さすぎで目がついていきませんが、なるべく精度が感じられるように。 |
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曲面のスジ彫りはこのマスキングテープで。こういうのが豊富に揃うのが10年前と全然違いますね。 |
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サフチェック後、塗装直前の状態。この状態の方が格好いいと思うのが模型あるあるですね。 それでは完成状態はギャラリーの方でご覧下さい。 |