FAZZの製作記録

バンダイ MG 1/100

FAZZはいわゆるトラウマモデルで、ガンダムセンチネル別冊の牛久保氏の作例は、私が一番影響を受けた作例と断言できます。あれがモデグラ本紙に掲載されたときには、もう穴が開くほど見つめていたものです。
また、意外にもVer.Kaのキットを製作するのは初めてですが、実はバリバリのチネラーです。
ということで、今回のテーマは「過去の伝説作例のリスペクト」です。

 

1枚目です   3月20日
 
まずはやっぱり箱から。Ver.Kaの白箱はやっぱりすごく格好いいです。
2枚目です    
当時の牛久保氏の作例は今の目で見ても精度が高く、かつキットの出来が完璧ですので、真似できるディティールを無理なく取り入れていきたいと思います。
3枚目です    
FAZZを再現するため、変形下腕部をまるごと新規造形するなどバンダイの本気を感じました。おかげでこんなに余剰バーツが出ます。
4枚目です    
ほぼ完ぺきなキットですが、やはりハイパーメガカノンを装備すると上体が斜めに傾いてしまいますので、内部構造の固定化などでなんとかしたいと思います。
5枚目です    
ご存じのとおり設定上は非変形ですが、遊びで変形も楽しめます。といってもロックしないし形状も違うし、かなり無理くりなものです。
6枚目です    
無理くり分離変形も記念に残しておきます。コアベースのバランスが悪いな・・
7枚目です    
ダブルゼータの時にフィンアンテナが突き出ていたところは黒のパーツで平面化されていますが、少しかっこ悪いのでエポパテでふさぎました。
8枚目です    
余ったエポパテをボディ内部に詰めてメガカノン装備時の傾きを抑制します。胸部の左右傾きはこれで可動しなくなります。
9枚目です    
エポパテが固まったらやすりをかけて平らに均します。タガネでスジ彫りを追加していますが、ココは胸部増加装甲パーツで隠れるので自分流のスジ彫りです。matさんの作例のマネですね。
10枚目です    
コアファイターに被せる腹部増加装甲パーツは意外と内側が干渉してぴったり嵌らないようですので、少し削りました。
11枚目です    
サイドアーマーの白いパーツはC面を削り落としてます(左側)
12枚目です    
腕部増加装甲の青いパーツもC面処理(右側)
13枚目です    
このパーツもC面削除(右側)。すべてのC面を失くす訳ではなく、おもちゃっぽい感じがするところだけやってます。
14枚目です    
股間パーツは上体が前屈できるよう可動軸があるのですが、ここも上体が傾く原因です。挟み込みがあるので塗装後に瞬着でがっちりと固定します。
15枚目です    
肩パーツにはプラ板で作例にあるディティールを追加。懐かしの「新井ちゃんディティール」です。
16枚目です    
脚部増加装甲の下の方は作例では2つに分割されているので、鉛筆でアタリを取ってタガネで彫りこみます。
17枚目です    
脚部増加装甲内側にも作例にあるスジ彫りを追加。
18枚目です    
装甲を外して素のZZ状態にしたとき、手にダブルビームカノンが持てるよう、ネオジム磁石を下腕部と銃側にそれぞれ埋め込みました。
19枚目です    
こんな感じで水平に構えてもしっかり保持してくれます。
20枚目です    
大体加工が終わったので、超音波洗浄機でパーツを全て洗います。あまりのパーツの多さに心がめげる瞬間です・・
21枚目です    
今回はトラブル続出。肩アーマーについている回転式のディティールパーツが4つあるのですが、1つ紛失しました。かなり探したのですが出てこずに、結局おゆまるで複製することにしました。
22枚目です    
最初は黒い瞬間接着剤で複製しようと思ったのですが、硬化不良等がありうまくできなかったので、光硬化パテで複製しました。
23枚目です    
エッジが少しダルくなってますが、奥まった箇所に付けるのでこれで十分です。
24枚目です    
一難さってまた一難。今度はバックパックのビームサーベル基部に付く白いパーツが2つとも紛失。複製もできずに泣く泣く一から作ることに。市販パーツを組み合わせてそれっぽく。。
25枚目です    
こんな感じになりました。まあまあでしょう。
26枚目です    
基本塗装が終わったのでデカールを貼っていきます。
27枚目です    
デカールはほぼ指定どおりに200枚弱。丸2日かかりました。
それでは完成状態はギャラリーの方でご覧下さい。

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