スズキ GSX1100Sカタナの製作記録

TAMIYA 1/6

 ひさびさのスケールモデル、1/6のビックサイズのバイクモデル カタナの製作です。
中学時代にバイクばかり10台以上作ってた時期があり、カタナももちろん作りました(実はこのサイトにも こっそりとアップしてます・・)が、さすがに1/6モデルは高価すぎて手が出ず、あこがれのキットでした。
ようやく手の届くトシになりましたので、製作していきたいと思います。
製作テーマですが、最初は「研ぎ出し」なんかを考えていたのですが、とある事情により「失敗したときのリカバリー法」とさせていただきます。訳は読みすすめていただければ大体わかるんじゃないかと。

 

1枚目です   5月2日
 
ばかでかい箱に各種マテリアルが詰まったキット。フロントフォークは金属。スタンドも黒染めした金属。 メッキもつやありとつや消しの両方があり、実はかなりお買い得なキットだと思います。
2枚目です    
バイクキットの魅力の一つが、実車に近い組立感覚が得られることですが、1/6だとさらに顕著で、 フレームを組み立ててからエンジンパーツを組み込んでいく作業になります。
3枚目です    
エンジン下部を組み込み。
4枚目です    
エンジン上部を組み込み。エンジンはほとんどのパーツがメッキ加工されています。 雰囲気もいいので一部を除きそのまま使わせてもらう予定。
5枚目です    
後輪を取り付け。サスペンションは実物同様に伸縮します。
6枚目です    
この黒いのは集合マフラーですが、1パーツのムク整形なのが面白いところ。 押し出しピンの跡が目立つので、瞬着を塗った上にアルテコの粉をまぶすという手法で 処理しています。アルテコの硬化剤は数年でカチコチになってしまい、粉だけが残っている という人も多いと思いますが、こうすると有効活用できます。
7枚目です    
フロントフォーク内部にもバネが仕込まれており伸縮できます。
8枚目です    
表面処理と並行しつつ仮組みを進めていきます。
9枚目です    
塗装直前の段階。手前に置いてある10円玉と比較すれば、大きさが大体わかるんじゃ ないかと思います。
10枚目です    
ボディカラーはシルバーなので、念入りに表面処理をする必要があります。 (銀塗装は特に下地の状態がまるわかりになる難しい塗装です)。サーフェイサーを エアブラシで吹き、合わせ目が消えていない箇所はまた磨き直ししてます。
11枚目です    
今回使ったのが実車用のウレタンクリアー。ウレタンクリアーは塗膜が大変硬くなり、 研ぎ出した効果が際立つので今回使ってみようと思ったわけです。
ところが・・・・
12枚目です    
相性の問題なのか何なのか、シルバー塗装に縮みが発生!写真でもわかるように、念入りに 処理したタンクのパーティングラインまで浮き出してくるしまつ。
ボディ色に塗ったパーツには一気にスプレーしていたので、被害は甚大でした・・・
ともかく替えのデカールが手に入るかタミヤカスタマーサービスに電話したところ、幸いにも在庫ありとのことで すぐ注文。郵送されてくるまでに4日ぐらいかかるので、その間に表面処理にチャレンジです。
13枚目です    
ウレタンクリアーをどうやって落とそうかと考えてましたが、普通のプラモ用ラッカーシンナー に漬け置きすれば、それほど苦労せずはがれることがわかりました。
14枚目です    
バッテリーケースもウレタンクリアーが侵食し、透明パーツが真っ白に曇ってしまいました。 デカールを貼った箇所は透明のままなんですが。
15枚目です   全部落としきったら再度表面処理からやり直し。落ち込まず気持ちを切り替え、丁寧に作業を進めましょう。 
16枚目です    
バッテリーケースも完全にとはいいませんが、研ぎ出しをすることで多少は透明度の回復が 図られます。デカールも予定どおり届き、一気に完成まで持って行きました。
ということで完成写真をギャラリーにアップしてますので、 よければご覧ください。

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