メタス

BANDAI HGUC

 約1年ぶり、ひさびさの更新です。この間に聖地秋葉原の近くから古巣の九州に 引越したりと、相変わらず落ち着いて製作できる環境が整っておりません(汗) が、プラモへの情熱は相変わらず衰えを知りませんのでご安心を^^
さて、ガブスレイ以来ひさびさZ時代の機体、それも自分的には好きなMSベ スト10に入るであろうメタスの製作です。気合い入ってます。いつものごとく変形MSで 、当然変形をオミットすることはいたしませんので大胆なプロポーション変更はやれませんが、 元のイメージを損なわず格好いいディティールを入れていこうと思います。
製作テーマは「別パーツ感の演出」ということで進めてみます。

 

1枚目です   7月12日
 
まずお断りですが、キットをいじり始めてから9月ぐらいは経ってて正確な日付け がわかりませんので、とりあえず更新時点での日付を入れてます。
この時点で塗装前の工作は終了しており、そこまでの記録を記していくこととします。
キットはメタスの特異なプロポーションを良く再現してます。変形もHGUCスタンダード といえる出来です。取り立てて出来がいい!という箇所はありませんが、手堅い造りで 破綻の少ないいいキットといえるでしょう。
2枚目です    
まずはいつもどおり、頭部からいじります。顔はアゴがちょっと長く感じたので切り詰めました。 また頭部の前後の幅が足りないように感じたので 0.5oプラ板を2枚挟んで幅増し。また、首も短く感じたので長くしてます。
頭部は変形時にバックパックのとんがり部分に収納されるのですが、もともとの クリアランスがかなりキツキツなので、幅増し&首延長するとそのままでは入ら なくなってしまいます。よってとんがりの内側の干渉部分をできる限り削って対応しました。
3枚目です    
胸部は変形にはあまり関係しないので見栄えを優先します。 コクピット部分が小さく感じたので1.5mm幅増しし、メタスの特徴である ウエストのシャフト部分もさらに無骨な感じになるように市販パーツ等を 使ってディティールアップを行いました。
4枚目です    
ふんどし部分もなるべく直線的になるように各面を削り、金属パーツの埋め込みや スジ彫りなどを行いました。
5枚目です    
とんがり部分にもうるさくならない程度にスジ彫りや細切りプラ板等で ディティールアップしました。
特にサイドのセンサーモールドは抜きの方向の関係で浅いので、ノミ等で 深く彫り直してます。
6枚目です    
裏側もスジ入りプラ板などを使ってモールドを追加しました。
7枚目です    
肩部は後ろのフィン状の部分のモールドがもっさりしていたので削り取り、 プラ板でフィンを新造しました。
変形時には結構触る部分になるのでかなり頑丈に接着してます。
8枚目です    
キットの中で一番気になるのが腕部。設定どおりといえばそうなんですが、 上腕が細く、下腕がぶっといせいでバランスが悪く見えます。
まずは上腕を1o程度幅増しし、ついでに間接部の後ハメ工作を行いました。
9枚目です    
次に、下腕の工作。イメージとしては通常の太さの下腕に 追加武装としてのビームガン基部が被さっているように見せたいと思います。
エッチング鋸で丁寧に切り離したら、プラ板で簡単に下腕を箱組みし、見える部分に はディティールを追加。ついでにMA時に取り外す手首基部あたりにもディティールを追加しておきます。
10枚目です    
切り離したビームガン基部を整形して被せました。
今回の製作テーマである「別パーツ感の演出」の意図がおわかりいただけたかと思います。
11枚目です    
脚部は変形機構の要でもあり、あまり改造はできないので簡易なディティール追加だけに留めてます。
ポイントとしてはプラモっぽい厚みが見える部分が多いので、薄く削ったり表面のラインを変えたりするのが 効果的だと思います。
12枚目です    
塗装直前の状態。
基本カラーリングの橙色はイメージ上はずせませんので、いつもどおり普通に塗ろうと 思います。
塗装まで終わりましたらギャラリーにアップしますので、もう少々お待ちください。
(2010/8/15完成。ギャラリーへアップ。)

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